浅野 誠

教員紹介

その他 客員教授

浅野 誠 (ASANO Makoto)

所 属その他客員教授
専 攻教育学
生年等1946年生
研究・教育・社会活動1
〈教育学・生活指導〉

 1972年「復帰」直前、パスポートをもって沖縄に来て、最初の勤め先が沖縄大学だ。

 2003年、沖縄大学・琉球大学・中京大学と31年間にわたる大学教員生活に終止符を打って沖縄にもどり、南城市玉城に住む。2004年から沖縄大学客員教授をつとめる。

 この間、主専攻としての教育学、なかでも生活指導分野について多様な追求を行ってきた。それらは40以上の都道府県をまわって展開した小中学校の教師たちとの共同研究の成果でもある。その間の主な著作は、
 『子どもの発達と生活指導の教育内容論』(明治図書1985年)
 『集団づくりの発展的検討』(明治図書1988年)
 『学校を変える 学級を変える』(青木書店1996年)
 『転換期の生活指導』(青木書店1996年)
長年にわたって、日本生活指導学会、日本教育方法学会、全国生活指導研究協議会などの役員を勤めてきた。

研究・教育・社会活動2
〈大学教育〉

 これまでの一方的な講義式の大学授業に飽き足らず、学生たちの自主的な活動・学習をつくりだす大学教育実践論を1970年代から追求し、新たな授業スタイルを創造してきた。1990年代から全国数十の大学などをまわって、大学授業を変えていくワークショップを開いてきた。2004年には、沖縄大学でも全教職員を対象に「学生の目の輝く授業にするには」というワークショップを行った。主な著書は、
 『大学の授業を変える16章』(大月書店1994年)
 『授業のワザ一挙公開』(大月書店2003年)
近年では沖縄大学は無論のこと、琉球大学、沖縄国際大学、沖縄県立看護大学、沖縄県立芸術大学、沖縄リハビリテーション福祉学院で授業を担当してきた。

研究・教育・社会活動3
〈グローバル教育〉

 1990年代以降、いじめ対処の国際的共同研究、グローバル教育についての研究交流をすすめ、1999年-2000年の一年間、カナダのトロント大学の客員教授をつとめた。そのなかで、共編著として
 『グローバル教育からの提案』(日本評論社2003年)を発刊した。

 この研究のなかで多文化教育にも関心をもったが、その延長線上で、2007年から一年余りアメラジアンスクールインオキナワの校長を勤め、バンリンガルでの同校の教育活動の発展に尽くした。

研究・教育・社会活動4
〈ワークショップ〉

 「話す→聞く」の一方的な授業・講演ではなく、参加者がともにつくりあげていくワークショップについて長年追求し、対人関係創造、授業づくり、世界発見・自己発見、人生創造、生活指導実践、学校づくり、地域起こしなどの分野のワークショップを全国各地で行ってきた。

それらについて、『ワークショップ・ガイド』(アクアコーラル企画2006年)および「浅野誠ワークショップシリーズ」(全6集2010~2012年)にまとめた。

研究・教育・社会活動5
〈沖縄教育〉

 1972~1990年、2004年~と沖縄に住んでいる間、沖縄の教育のことを考え、いろいろと発言してきた。たとえば『沖縄教育の反省と提案』(1983年明治図書)を出し、大きな問題提起をした。また、長く勤めた琉球大学教育学部では、日本教育史を担当し、その研究成果を『沖縄県の教育史』(思文閣1991年)に示した。2004年以降、ホームページやブログを含め、沖縄教育について多様な発信をしているが、ひとまず「沖縄おこし・人生おこしの教育」(アクアコーラル企画2011年)に集的して発刊した。

研究・教育・社会活動6
〈地域起こし・人生起こし〉

 研究の中心になってきた専門分野である生活指導は、多くの人が理解するような、「生徒のとりしまり、しつけ」といったイメージとはずいぶん異なり、子どもたち・大人たちの生き方創造に貢献しようというものだ。ということで、『〈生き方〉を作る教育』(大月書店2004年)を出版し、最近では、私自身の生き方追求、ライフスタイルを紹介しつつ、問題提起するものとして、『沖縄田舎暮らし 人々・自然とつながる人生創造』(アクアコーラル企画2007年)を出した。

 「人生起こし」は、「地球起こし」「地域起こし」ともつながる。人類社会が持続していくためには、今日のような大量生産大量消費のありようを大胆に変える必要があり、「手作り」を大切にする必要があると訴えている。

 居住する南城市では、多様な形で地域おこしにかかわっている。南城市文化センターシュガーホール運営審議会会長、南城市尚巴志活用マスタープラン作成検討委員会座長、南城市学童保育連絡協議会顧問などを勤めてきた。