盛口 満

教員紹介

人文学部 こども文化学科

盛口 満 (MORIGUCHI Mituru)

所 属人文学部こども文化学科
専 攻理科教育
学位(発行機関)理学士(千葉大学)
生年等1962年千葉県生まれ
研究活動

 もともと私は中学・高校で理科の教員をしていました。と同時に、一般向けの自然科学書を書くという仕事もしていました。2000年に沖縄に移住して、今度はフリースクールの講師や大学の非常勤を勤めながら本を書くという生活をしていたのですが、2007年にこども文化学科が立ち上がった際に、理科教育の教員として赴任することになりました。新聞に自然、それも虫についての子供向けの記事を書くことが多いためか、私が虫の専門家だと思っている方もときどきいるのですが、私は、もともと大学時代、植物生態学を専攻していました(平たく言うと、森の研究)。ただし、その後の教員生活で、植物に限らず、虫も含めて、どのような教材(特に生物教材)を扱うと、授業が生き生きとなるのだろうかということが、主な関心事となり現在に至っています。また、授業づくりをきっかけとし、人と自然との関係性についても知りたくなり、それが一つの大きな動機となって、沖縄に移住することになりました。大学に籍を移してからは、琉球列島の里山環境において、どのような自然利用がなされていたのかを、主に植物利用の聞き書きから掘り起こすという研究を始めています。先に地球研の共同研究班の一員として行った研究は、『奄美沖縄環境史資料集成』(南方新社 安渓遊地・当山昌直編)という本の中に、載せてもらうことができました。

教育活動

 上にも書きましたが、理科教育を専門とし、関連した授業を担当しています。生物だけでなく、初等理科教育法と言う授業では、簡単な化学実験についても扱っています。また、本学は街中にあるのですが、できる限りフィールドにも出たいと思い、こどもと野外活動という授業ではやんばるに昆虫の観察にでかけています。ゼミでは、ここ数年、石垣島白保のしらほサンゴ村と共同で、地元の子供たちの自然教育のプログラムの開発や、実践に関わっています(ゼミ合宿も白保で行っています)。また、ときどき小学校に特別授業に出かける機会や、沖縄こどもの国でのイベントなどにもゼミ生とでかけています。

所属学会

日本生態学会、漂着物学会、蘚苔類学会、日本菌学会など

学外活動

 沖縄タイムスワラビーで子供向けの自然観察の記事を連載中。あちこちの博物館等で講演をさせてもらったりしていますが、ここ数年、国立科学博物館での大学生向けの自然講座も、1コマ、担当させてもらったりしています。2013年度は朝日新聞のオーサービジットに選んでいただきました。

著作

『雨の日は森へ』(2013年 八坂書房)

『食べられたがる果物のヒミツ』(2013年 少年写真新聞社)

『生き物描き方 自然観察の技法』(2012年 東京大学出版会)

『イモムシ探検記』(2012年 木魂社)

『シダの扉』(2012年 八坂書房)

『見てびっくり野菜の植物学』(2012年 少年写真新聞社)

『おしゃべりな貝 拾って学ぶ海辺の環境史』(2011年 八坂書房)

『奄美沖縄環境史資料集成』(2011年 共著)

『聞き書き・島の生活誌』シリーズ(2009~2011全7冊 共著 ボーダーインク)

『ドングリの謎』(2011年 ちくま文庫)

『ぼくらが死体を拾うわけ』(2011年・ちくま文庫)

『ゲッチョ先生のナメクジ探検記』(2010年 木魂社)

『ひろったあつめた ぼくのドングリ図鑑』(2010年 岩崎書店)

『冬虫夏草ハンドブック』(共著 2010年 文一総合出版)

『ゲッチョ先生の野菜探検記』(2009年 木魂社)

『森を育てる生き物たち』(共著 2009年 岩崎書店)

『コケの謎』(2008年 どうぶつ社)

『フライドチキンの恐竜学』(2008 ソフトバンク・サイエンスアイ新書)

『ゲッチョ先生の卵探検記』(2007年 山と溪谷社)

『ゲッチョ昆虫記』(2007年 どうぶつ社)
など