石原 端子

教員紹介

人文学部 福祉文化学科

石原 端子 (ISHIHARA Masako)

所 属人文学部福祉文化学科
専 攻スポーツ心理学 スポーツカウンセリング・メンタルトレーニング
学位(発行機関)鹿屋体育大学(体育学学士) 大阪体育大学大学院(スポーツ科学修士)
研究活動

 私は、中学から本格的にスポーツを始めました。中学、高校、大学時代は陸上競技。大学卒業後にはゴルフを始めました。競技での卓越を目指すことは、自分自身の弱さと向き合うことになります。それは楽しみであると同時に苦しみでもありました。スポーツと出会ったことで、ずいぶんいろいろな悩みを抱えることにもなりましたが、しかしその度にたくさんの発見をし、たくさんの人と出会うことが出来ました。振り返るとスポーツは、私自身の人間としての成長にとても大きな影響を与えていると実感しています。私は、この“実感”を研究成果にしていくことを目標にしています。

 今取り組んでいるテーマは、アスリートのパーソナリティとこころの健康との因果関係を明らかにすることです。この研究は、アスリートのストレスマネジメント教育への貢献が期待されています。

教育活動
担当:体育心理学

スポーツコーチング論ほか

 教育目標は、スポーツ科学の知識を備え、かつカウンセリングマインドにあふれたコーチングを行うことができる実践家を育てることです。

 2013年、日本のスポーツ界は2つの大きなニュースに揺れました。一つは体罰事件です。これにより、日本のスポーツ界が抱える負の遺産にスポットライトが当てられました。体罰の是非をめぐるディスカッションは今も続いています。二つ目は、9月に東京オリンピック・パラリンピック2020の開催が決定したことです。また視点を沖縄に移すと、ここには、子ども達の体力低下、生活習慣病を罹患した青壮年層の増加など、健康をめぐる深刻な問題があります。しかし「Athlete First,Winning Second」のコーチング哲学を学んだ者ならば、体罰なしで効果的な指導ができるはずです。スポーツの力がどのようなものかを学んだ者なら、オリパラ2020を、スポーツ基本法の理念を実現する大きなチャンスに変えるでしょう。そして、スポーツ医科学の知識を身につけた者なら、運動・スポーツを健康福祉に貢献できるツールとして活かすことができるでしょう。

 運動・スポーツは、幸せな人生を送りたいと願う多くの方々に貢献できるツールとなりうるはずです。近い将来、沖縄大学で学んだスポーツを愛する学生達が、必ずやそのことを世界中のあらゆる現場で実証してくれると信じています。「たかがスポーツ、されどスポーツ」

所属学会

日本スポーツ心理学会

日本体育学会

日本臨床心理身体運動学会

学外活動

日本スポーツ心理学会認定

スポーツメンタルトレーニング指導士会理事(2014年~)

―指導士としての活動―

アスリート、スポーツチーム、指導者などへの心理サポート

―講演―

 琉球大学公開講座2013 講師

「市民ランナーのためのランニング科学講座:マラソン・ランニングの心理学」

著作・論文
―2013―

1)A Preliminary Investigation of Personality Characteristics of Collegiate Athletes in Japan:A Look at Gender and Competitive Level Differences,ISSP 13th World Congress of Sport Psychology Congress Programme:p45

―2012―

2)女子プロアスリートのこころの成熟過程に関する事例研究:競技経験の語りと風景構成法から.日本臨床心理身体運動学会第15会大会・大会抄録集 p36-37

3)学生アスリートのパーソナリティがメンタルヘルスに与える影響:コーピングとソーシャルサポートを介在変数として.体育学研究 第57巻:p545-555