教員免許状更新講習概要

教員免許状更新講習

沖縄大学 2017年度教員免許状更新講習概要

【必修領域】・・・6時間受講必須です。

教育の最新事情(6時間)

担当講師:池間生子(沖縄大学人文学部教授)
吉川麻衣子(沖縄大学人文学部准教授)
嘉数健悟(沖縄大学人文学部准教授)

「国の教育政策や世界の教育の動向」「教員としての子ども観、教育観等についての省察」「子どもの発達に関する脳科学、心理学等における最新の知見」「子どもの生活の変化を踏まえた課題」の4つの事項について、主に小学校・中学校・高等学校・特別支援学校教諭を対象に講義する。この内容の講義を通して、教員に求められる最新の知識・技能の修得と今日的な教育課題についての理解を深めることをめざす。

【選択必修領域】・・・6時間受講必須です。

学校をめぐる近年の状況変化(6時間)

担当講師:大城 浩(沖縄大学非常勤講師)

国や本県の教育改革の状況を共有し、これからの時代の学校教育と教師の役割を考える
①国の動向(特に新設された教育振興基本計画、中教審答申、学習指導要領改訂を中心に)
②危機的状況を共有し学校としてどう発信するか(第二期教育振興基本計画からの提言より)
③本県の動向(特に沖縄21世紀ビジョン基本計画と沖縄県教育振興基本計画の関わり)
④これからの時代の学校教育の役割
⑤これからの時代の教師の役割

教育の情報化とICTの活用(6時間)

担当講師:金城秀樹(沖縄大学法経学部准教授)

本講習では、教育の情報化のねらいとICTの活用例、そして、ICTを活用する上で不可欠な、情報モラルや情報セキュリティについて学習します。加えて、ICTを活用した協働学習について、演習を通して体験します。演習では、タブレット端末の基本的な操作方法を学習した上で、グループに分かれて協働学習に取り組みます。

チームワークとモティベーションを考える-キャリア教育を念頭に-(6時間)

担当講師:島袋隆志(沖縄大学法経学部准教授)

学級・部活動という学校生活だけでなく、様々な場面で「チームワークを発揮していこう!」、「もっとモティベーションを上げて!」という言葉を耳にする機会がありますが、これらの言葉は単に掛け声のようにしても使われています。しかし、この2つの言葉はキャリア教育にも通じる大事な要素です。
本講義では、チームワークとモティベーションとは何かを座学とグループ学習から考えることを通じて、他者理解、自己理解を考えます。

【選択領域】・・・18時間受講必須です。

体育授業における学習指導と教材開発のポイント(6時間)

担当講師:嘉数健悟(沖縄大学人文学部准教授)

本講義では、体育科・保健体育科における新学習指導要領の改訂ポイントを学んだうえで、これからの体育学習に必要な専門的力量やその指導法について解説する。また、運動技能の向上を促進するための児童・生徒の運動観察・分析の視点や教材を開発する視点について解説し,ワークショップによって理解を深める。

多様なニーズを持った子どもの理解と家庭環境の不安定さが子どもの将来のメンタルヘルスに与える影響を考える~スクールソーシャルワークと精神保健の立場から~(6時間)

担当講師:名城健二(沖縄大学人文学部准教授)

近年、学校現場においては、心理・発達的な課題や家庭環境の複雑さを抱えた子どもたちをどのように理解し、対応していったらいいのかが大きな関心事となっている。多様なニーズを持った子どもたちの対応には、教師としての専門的知識に加えて、様々な専門家との連携が不可欠である。
本講座では、子どもたちの様々な課題に対する理解と対応について、スクールソーシャルワーカーの立場から理解するのと同時に、家庭環境の不安定さが子どもの将来のメンタルヘルスにどのような影響を与えるか講義する。

小中学校の国語の授業づくりのために(物語文「お手紙」「故郷」を例に)(6時間)

担当講師:喜屋武政勝(沖縄大学人文学部准教授)

小中学校の国語の授業づくりのために必要な、言語事項についての学習をしていきます。国語の教科は、日本語そのものを学習=指導の対象とする言語指導の側面と、日本語を用いて行う読み書き、話し聞き、すなわち言語活動の学習=指導が、おおきな二本柱として存在します。
この講座では、そのうち物語文の読みの学習=指導について取り上げます。物語文、文学をめぐる身近で興味深い資料を準備しています。

社会学的発想で考える(6時間)

担当講師:宮城能彦(沖縄大学人文学部教授)

社会学的発想で社会や人間関係を改めて考えます。
物事は、それを見る角度や方法によって全く違ったものに見えてくる。とは言うものの具体的に社会を見て分析する訓練は大学でも意外と受けていないと思います。本講座は、社会学的発想を基礎に、世の中や学校教育を柔軟にかつ本質的に見て考え、豊かでユニークな発想ができるための実践的講座です。

いのちの輪を育てる保健教育・指導(6時間)

担当講師:山代 寬(沖縄大学人文学部教授)

タバコ、アルコール、薬物など教育現場において問題になる依存症の真実を伝えることと、preventable death(防ぎ得た死)の臨床経験を伝え、依存症関連の日本一が目白押しである沖縄において健康長寿県復活をになう次世代を育てる保健教育・指導を内容とする。

4技能でアクティブな英語授業を展開するには-音声教育と異文化理解の見地から-(6時間)

担当講師:御園和夫(関東学院大学名誉教授、一般社団法人 沖縄の英語教育を考える会顧問)

生徒がアクティブになれる時間をいかに多く取れるかが英語授業のポイントになる。英語授業をコミュニケーション能力育成・向上、ならびに、異文化理解を深めるという見地より、実施しやすい授業展開のヒントを提供したい。ただし、英語は語彙力と基本的な文法知識を前提とするので、「理屈」も必要になる。