客員教授

客員教授

渡邊 隆之

研究活動

 大学院にいて机上の勉学で物足りなくなり、修士で一区切りし、実務を経験する道を積極的に選び、「いろいろな業界を下からみることのできる小売業」へ就職した。

 業界でいち早く、(株)イトーヨーカ堂にPOSが導入され、そのデータをどのように活用し営業の成果を上げていくか、に直面した。データは販売結果を如実に表してくれたが、我々は何も消費者、購買者のことについて知り得ていないことに驚愕したことが研究者としての出発点となる。

 消費者の購買意欲を刺激しうる小売店舗の進化こそ、経済活性化の原点であり、それは小売業のみならず、メーカー、卸売業等、業界の全ての参画者の共通課題である。また、この領域はマーケティング研究の中において、最も研究が遅れていることも知った。

 今後も研究の第1のテーマとしては、「店舗内購買行動」を起点・中心としたマーケティングの実践方法の再構築とし、私のライフワークとして行くことを決め今日に至る。単なる理論構築に留まることなく、実務に適用可能なノウハウをビジネス界に提供してきた。

 第2のテーマとして、こうした研究活動を沖縄において実践し、「沖縄の活性化」を通じて「沖縄発」による情報発信を行っていくこと。いつも心は沖縄にあり。

宮城 健蔵

学歴
  • ○1943年
    大里国民学校入学・翌44年8月疎開船
    和浦丸にて宮崎へ疎開(僚船対馬丸悪石島沖にて撃沈さる)、終戦46年帰沖
  • ○1952年
    知念高校入学 高校在学中に両親を失う。その際 恩師から「艱難汝を玉にする」とナポレオン伝を頂く
    地中海の孤島コルシカから身を起こした不世出の英雄ナポレオンの不屈の精神に感動し発奮。勉学とスポーツで 頑張る(陸上競技等選手)
  • ○1957年
    九州大学入学(国費留学) 経済、法律専攻
    時は高度成長期、新幹線開通、東京オリンピック、米国でのケネディ大統領の登場、ダイナミズムと興奮の日々。 将来への期待。自らの青春が日本青春と重なる
職歴
  • ○1965年
    大蔵省入省(保証人 早稲田大学総長 大浜信泉等)
    沖縄復帰特別借置法案作成に参画。明治、大正、昭和と沖縄における諸制度の改正はつまるところ、租税制度の 改正にありと痛感
  • ○1993年

又吉 盛清

研究・教育活動

 私は1974年に初めて台湾の現地調査に入り、沖縄人の台湾植民地体験を沖縄近現代史に位置付け、沖縄人の歴史認識と加害責任を明らかにし、これからの台湾・中国・韓国など東アジアとの善隣友好の関わり方を模索してきた。こうして初めての台湾調査から、13年に皆で現場を探訪するフィールドワークを始めたのである。その後、台湾だけではなく中国東北部(旧満州)、北京、天津、南京、上海と続き、沖縄では本島から宮古、八重山、与那国に入り、最近では「軍都」であった「東京の中の沖縄・台湾・中国・東アジア」の探訪も実施している。

 1990年に沖縄と台湾にかかる調査、研究の成果を拙著『日本植民地下の台湾と沖縄』にまとめた。本著は、この分野の先駆的な研究として、「第11回沖縄タイムス出版文化賞」「第2回法政大学経済学部森嘉兵賞」を受賞したものである。そこで明らかにしたものの一つは、日本社会で「弱者」であり、被害者として差別された沖縄人が、更に植民地下の重層的な差別と収奪構造の中で、加害者に転落し反動性を強めていく非情さである。

真栄里 泰山

研究活動

 自治体職員として、地域史編集、情報公開、政策調整、地域経済や観光政策、平和交流、広域行政などを担当しつつ、基地平和セミナー、沖縄振興計画の自治研究会、自治体学入門講座等、丸ごと南部観光ガイド養成講座の導入はじめ地方分権、道州制問題など、沖縄の平和的自立と自治の確立に関心を持ってきました。グローバル化する経済政治、地球環境、平和的共存のシステム構築が問われている中、沖縄の自治権や平和の構築はますます大きな可能性を持ってきたように思います。

 自治体学は自らの地域に愛着心をもって共同共修する総合学、政策学。市民公開講座など開かれた大学をめざしてきた沖縄大学にふさわしいと思います。

教育活動

 市町村職員研修、市民大学、生涯学習、大学セミを担当しつつ、沖縄戦平和ガイド、歴史ガイドの養成や観光資源開発から高齢者問題、地域資源を活用した地域づくりなどに参加し実践的に学び合っています。常にグローカルな視点で、年齢、学歴、職域を越えて学び続けなければならない時。独特の自然・歴史・文化の再発見再発信、新しい自治のあり方、協働の地域づくり、地域人材・組織開発、国際的な展望ももち学際的に活動していきたいものです。

所属学会

自治体学会(全国運営委員)

久塚 智明

主たる研究領域

地域伝統食の文化・健康価値研究及びそれらのビジネス研究

食品関連の知的連合体の創出及びビジネス化推進

略歴

味の素〓食品研究所長・執行役員、〓コカ・コーラ東京研究開発センター代表取締役社長を経て、〓FBT プランニングを設立、代表取締役社長に就任。岐阜女子大学特別客員教授及び他の大学、大学院にて非常勤講師も併任。

主著(共著)

外食産業21 世紀戦略(日本能率協会)

食と科学技術(ドメス出版)

食卵の科学と機能(アイ・ケイ コーポレーション)他

対外活動

(財)社会経済生産性本部主催の「日本型独創経営を考える会」(座長: 一橋大学大学院 野中郁次郎教授)の経営革新特別委員会委員(2005 年より)。

(財)社会経済生産性本部 リーダシップ・プログラムC のサポータとして、企業の若手幹部の育成プログラムの社外メンターとして就任(2008 年)。

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